変える|AI BPR(AI駆動の業務変革)
業務を整えてから、AIを組み込む。
現場で回るまで、やり切る。
資料づくりや要約など、個人の業務効率化はすでに進みました。それでも会社の成果が変わらないのは、承認の段数や会議、帳票といった業務の流れが、AIのない時代のままだからです。AI BPR(AI駆動の業務変革)は、業務を目的から問い直し、やめる業務を決め、人とAIの持ち場を作業単位で設計し直して、新しい業務手順として現場に定着させる取り組みです。FINCHJAPANは、業務変革の実践知、AIの実装力、現場を動かす力を一つのチームで提供し、変革を率いる部門のリーダーとともにやり切ります。
AI BPRについて話を聞いてみる
AI BPR診断で、業務の棚卸とAIの適用余地を整理し、優先順位を決めます。
対象業務を再設計し、試作・検証を経て、現場で回るところまで定着させます。
業務手順書や役割設計表などを、編集できる形式で貴社の環境にお渡しします。
注:期間はスタンダードプラン(1部門・2〜3業務)の目安です。
国内企業のAI利用率は55.2%から86.4%に高まりました。一方で「組織的な取り組みはない」と答えた企業は27.0%。差がつくのは、AIを業務の流れに組み込めたかどうかです。
資料作成だけが速くなっても、承認や会議、確認の待ち時間が変わらなければ、業務全体のリードタイムは縮みません。変えるべきは、作業ではなく流れです。
要約・分類・下書き・検索は得意でも、文脈の読み取りや利害の調整、責任を伴う判断は苦手です。だから、業務単位ではなく作業単位で、AIに任せるところを設計します。
出典:総務省「令和8年版 情報通信白書」(2026年7月公表)
例:営業業務
| 工程 | これまで | AI BPRの後 |
|---|---|---|
| 求人情報の整理 | 担当者が求人票を読み込み、条件を手作業で整理する | AIが条件を整理し、担当者は不明点だけを企業に確認する |
| 候補者との照合 | 担当者の記憶と検索で候補者を探す | AIエージェントが候補を挙げ、担当者が適合度を判断する |
| 提案資料の作成 | 担当者が一から作り、上長が修正する | AIが根拠付きのたたき台を作り、担当者は提案の論点に集中する |
| 面談記録 | 面談の後に担当者が入力する | AIが要約して登録し、担当者は内容を確認する |
| 人の時間の使い方 | 周辺業務に追われ、企業との面談時間が減る | 企業・候補者との対話と、最終の判断に時間を使う |
注:当社の支援事例をもとにしたイメージです。
AIの導入は、多くの企業で一巡しました。次に問われるのは、AIを前提に業務の流れそのものを組み替え、会社の成果につなげられるかどうかです。承認の段数、帳票の形、会議の頻度、部門間の受け渡し。こうした流れが変わらないかぎり、個人の作業がいくら速くなっても、会社全体のスピードと品質は変わりません。
AI BPRは、業務を目的から問い直し、人とAIの役割を設計し直し、新しい業務手順に落とし込む取り組みです。まず、マニュアルではなく「実際にやっていること」を、暗黙知まで含めて業務手順書に書き出します。次に、21の改善視点で業務を整えます。発想の順番は、まず「やめる」、次に流れの整備、人と体制、最後にAIです。そのうえで作業ごとに、AIに任せるか、AIが支えるか、人が担うかを決め、お金・安全・社外への約束にかかわる箇所には必ず人の確認(最後の砦)を残します。最後に、実データで試作して効果を確かめ、Microsoft 365などの既存環境やAIエージェントに実装して、現場で回るまで定着させます。
AIを入れても使われない、PoCで止まる。その多くは、業務を整えないまま、いまの流れにAIを載せたことが原因です。私たちが「整える」を先に置くのは、そのためです。
推進の主体は、業務プロセスを持っている部門の管理職です。外から持ち込んだ正論やツールは定着しません。私たちは、課題探しではなく「強みは何か、それをAIでどう伸ばすか」から始めるワークショップと、現場に寄り添った会議運営で、当事者が「自分たちで変えた」と実感できる進め方を大切にしています。AIを使いこなすコンサルタント(FDE)が自ら試作し、フィンチジャパングループとして、構想策定から実装まで一気通貫で実現します。課長が自らFDEとなって自課の業務を作り変える「課長向けFDE研修(狼研修)」と組み合わせれば、変革は社内で自走します。
効果は削減時間だけで測りません。やめた業務の数、品質とリードタイム、現場の巻き込み度、そして「ベテランが教え始めた」といった数字にならない変化まで捉えます。化粧品メーカーで上市サイクルを14か月から10か月に短縮した業務プロセス改革をはじめ、製造、エネルギー、物流、人材など業種の異なる現場で、再設計から定着までを支援してきました。
暗黙知まで含めて、実際の業務を手順書にする
Microsoft 365やAIエージェントで、動く仕組みにする
削減時間だけでなく、品質ややめた業務の数で確かめる
やめる業務を決め、人とAIの持ち場と確認点を決める
「業務を整える」と「AIを組み込む」の2本柱、21の改善視点、5つのステップを1枚にまとめました。
| 観点 | AIツールの導入 | 従来のBPR | FINCHJAPANのAI BPR |
|---|---|---|---|
| 出発点 | ツールの機能 | 課題とムダ | 顧客への提供価値と強み |
| 変える対象 | 個人の作業 | 定型業務・作業手順 | 業務の流れ・判断・暗黙知 |
| 役割の設計 | 使う人に任せる | 人かシステムかの二択 | 作業単位で「AIに任せる・AIが支える・人が担う」を決める |
| 発想の順番 | AIありき | 廃止・標準化・RPA | やめる→流れ→人と体制→AI |
| リスクへの備え | 利用ルールだけ | — | 最後の砦(人の確認)、記録、所有者まで設計 |
| ゴール | 導入・利用率 | 削減時間 | 現場で回る新しい業務と、自ら変え続ける組織 |
21の改善視点を断捨離から順に当てます。業務を整えてからAIを組み込むので、PoCで止まりません。
8項目の評価で「任せる・支える・人が担う」を決め、最後の砦を残します。説明責任と生産性を両立します。
7つの問いでベテランの判断を言葉にし、人とAIで受け継げる形にします。
FDEが実データで試作し、グループのデジロがAIエージェント・システムを開発します。構想と実装のあいだで止まりません。
16種類の成果物と運営の型、課長向けFDE研修で、支援が終わった後も社内でAI BPRが回ります。
サービスと進め方
「整える」と「組み込む」の両輪で、AIを個人の便利ツールから業務プロセスの構成要素へ。
注:21の改善視点は、断捨離(3)、プロセス効率化(6)、リソース効率化(4)、IT・AI活用(8)の順に当てます。説明責任と生産性を満たさない作業は、人が担います。
4つのサービスを組み合わせ、AI BPRを計画で終わらせず、現場で回る状態までご支援します。
DIAGNOSE約20項目の成熟度診断(評点化)、業務棚卸とAI適用余地の分析、施策の優先順位を明記したレポート
強み起点のワークショップ、業務手順書と21の改善視点による再設計、役割設計・試作・効果測定まで伴走
Microsoft 365・AIエージェント等での実装、グループのデジロによる開発、推進人材の育成と運営の型化
課長が自課の業務を分解し、人とAIで作り変える。半日/2日間の2コース
診断だけ、推進だけのご依頼もお受けします。コンサルティングの成果物は16種類を、編集できる形式で貴社の環境にお渡しします。
スタンダードプラン(1部門・2〜3業務)の例です。週次の定例会と月次の報告会で進めます。
成熟度診断、業務棚卸、強み起点のワークショップ
手元にあるもの成熟度診断レポート、AI適用余地マップ、優先テーマ
→顧客価値・強みの言語化、暗黙知を引き出す7つの問い、21の改善視点、やめる業務の決定、8項目の評価、最後の砦と確認点
手元にあるものAs-Is/To-Be業務手順書、暗黙知カード、役割設計表、効果試算
→実データで動く試作、2〜3週間の評価、判断ルールの調整
手元にあるもの動く試作、評価記録
→Microsoft 365等での実装、KPIでの効果測定、横展開と運営の型化
手元にあるもの実装した仕組み、効果測定レポート、AI BPR推進ガイド
企画開発から上市までのサイクルを短くし、競争力を取り戻したい
As-Is/To-Beで業務を設計し直し、組織別ワークショップで合意をつくり、会議体を再設計
上市サイクル14か月→10か月
「課題は何ですか」ではなく、「強みは何か、それを伸ばすためにAIに何を任せるか」から始めます。対象部門の方々と半日で、その場で成果物をつくります。
業務の全体像と強みを整理する。
成果物:業務フロー図、提供価値のストーリー
業務要素ごとに、AIに任せるか、人が磨くかを仕分ける。
成果物:仕分け表
実データでAIを動かし、結果を評価する。
成果物:動く試作と判断ルール
次の2週間で最初にやる行動を決める。
成果物:行動計画と効果測定指標
AWSが提唱する「AI駆動の業務変革手法」の設計思想を参考に、当社の手法と組み合わせて実施します。
課長が、自課の業務にAIを組み込む「FDE」になる
AIで個人の仕事は速くなりました。業務の流れを変えられるのは、現場のプロセスの持ち主である課長です。狼研修では、課長自身が自課の業務を分解して書き出し、21の改善視点で「やめる→流れ→人→AI」の順に作り変え、人とAIの役割を決めて最後の砦を残します。決められた業務を回す「羊の課長」から、業務そのものを問い直し、群れ(チーム)を動かして成果を取りにいく「狼の課長」へ。研修の骨格は「目覚める→牙を研ぐ→狩りに出る」です。
| コース | 位置づけ | 時間・人数 | 持ち帰るもの |
|---|---|---|---|
| A 半日コース (TRIAL) | 意識と発想の転換。全管理職への一斉啓発、本格導入前のトライアル | 3時間(ハンズオン追加時は4時間)、〜40名/回、オンライン可 | AI BPRに取り組む業務TOP3、狼宣言 |
| B 2日間コース (CORE) | 自課のBPR計画まで持ち帰る実践型。AI BPRの中核人材の育成 | 8時間×2日(間に2〜4週間の職場実践)、16〜24名/クラス | 業務棚卸表、As-Is/To-Be業務手順書、役割分担表、相談シナリオ、BPR計画書 |
研修で課長がつくる成果物は、コンサルティングの成果物と同じ型です。研修でテーマを出し、診断で優先順位をつけ、推進コンサルティングで作り変え、課長FDEが横展開します。副教材は髙橋の著書『課長よ、狼になれ。』です。
削減時間、やめた業務の数、再設計した業務の数、AIを組み込んだ業務の数、品質とリードタイム、現場の巻き込み度の6つの指標と、「ベテランが教え始めた」「取引先が本音を言うようになった」といった数字にならない変化で効果を捉えます。経営への報告は「3つの数字と、3つの数字にならない出来事」で行います。
BPR経験を持つコンサルタントが現場に伴走し、AI・開発の専門人材が要所で参画します。全体統括は代表取締役の髙橋が担います。AIの実装は、執行役員でFDEの早川 真吾が率います。グループのデジロがAIエージェント・システムの開発を担います。
対象範囲と支援の深さに応じて、3つのプランをご用意しています。
オプション:強み起点のAI BPRワークショップ(単発)、AIエージェント・システム開発(グループのデジロ)、課長向けFDE研修(狼研修)、効果測定ダッシュボード構築
費用は、対象範囲と支援の内容を伺ったうえでお見積りします。
対象業務がまだ曖昧な段階でも、まずはお気軽にご相談ください。
診断から再設計・実装、定着・内製化までを一貫してご支援します。
AI活用の状況の整理から、
最適なご提案まで
AI活用の状況と、対象になりそうな業務を伺います。
対象範囲・プラン・スケジュールを具体化します。
診断の結果をもとに、
スタンダード/プレミアムへ進みます。
4〜6週間で、現状と優先順位を明らかにします。
業務手順書を作り、人とAIの持ち場を決めます。
実データで試作し、効果を確かめて実装します。
推進ガイドとテンプレートを残し、自走できる状態にします。
多くの場合、業務を整えないまま、いまの流れにAIを載せたことが原因です。対象業務の手順書をつくり、やめる業務と人とAIの役割を決め直してから、試作をやり直します。これまでのPoCの評価記録は、再設計の材料として生かします。
コンサルティングは当社のコンサルタント・FDEが貴社の業務に入り、再設計・実装・定着までを進めます。狼研修は課長自身がFDEとなり、自課で同じ型を回せるようにします。両者を組み合わせると、推進が社内に定着します。
始められます。まず業務を整えることから始めるため、ツールが決まっていなくても進められます。Microsoft 365など既存の環境を優先し、必要な場合に限って新しいツールをご提案します。
成果をお約束することはできません。診断で優先順位を明確にし、試作で効果と制約を確かめてから実装するため、効果の出ない投資を避けられます。
AIに入力してよい情報の区分と利用環境を最初に合意します。貴社の環境内での作業を基本とし、成果物と貴社からご提供いただいた情報の権利は貴社に帰属します。
できます。診断プランや単発のワークショップ、狼研修の半日コースから始め、効果を確かめてから広げる企業が多くあります。
業務手順書と役割設計の型、テンプレート、運営手順を残し、推進人材の育成も行います。自走できる状態を支援の到達点としています。